日記200623
また月曜日に書けなかった。
非常勤のための週3冊の新書。しんどいけど半ば息抜きにもなってる。無理やり(でもないけど)研究に関連づけると...
「能力主義批判」のどこをおもしろいor大事に思うかということ。「できる子とできない子を分けるのがアカン」というタイプを時々見かける。しかし、自分が青年期教育に関心を持ち続けているせいか「分けるのがアカン」に「わからない子をわからないままにしてしまうのがよくない」とか「勉強ができない子の教育期間を短くしていい訳ではない」というタイプの主張がくっついているところ(というかむしろ本体では)が大事だったのではないかと思っている。ただそれゆえのねじれが四六答申まわりの議論に起こっていたんではないかと思うけど、このあたりはもうちょっと勉強しないと。
このタイプの能力主義批判は、極端に言えば「勉強しろ」ということだから、子どもや若者にはそこそこ厳しい主張なんだけど、それでも大事と言うかどうか、言う時の理屈がどうなるか。このあたりを丁寧に議論する人とそうでない人が入り乱れてるので、まとめると能力主義(批判)は厄介。