濱沖敢太郎のブログ

濱沖敢太郎(教育学)のブログです。主に研究教育のメモとして使おうと思っています。

日記200413

大学の授業が「GWまでは遠隔で」「その後も学生のグループワークなどは控えて」ということになり、あたふたしています。

 

大変な雰囲気だからこそ気の抜ける何かを...ということで、突然ですが「全国の公立中学校(県立校、分校、休校中を除く)多い名前ランキング」を発表します!

 

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第1位:第一中学校 89校 ※(「〇〇第一」などは除く、以下同様)

第2位:第二中学校 79校

第3位:東中学校  77校

第4位:第三中学校 70校

第5位:南中学校  69校

第6位:西中学校  56校

第7位:第四中学校 45校

第8位:北中学校  43校

第9位:第五中学校 40校

第10位:東部中学校 27校

第11位:中央中学校 25校

第12位:第六中学校 24校

第13位:南部中学校・城南中学校 22校

第15位:第七中学校 20校

第16位:旭中学校  17校

第17位:城東中学校・北部中学校 16校

第19位:西部中学校・中部中学校・山田中学校 15校

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数字と方角が圧倒的強さを見せつけるなか「旭中学校」「山田中学校」はかなり善戦したと言えるのではないでしょうか。ちなみに、今回名前を確認できた9108校のうち、5689校は「一点もの」の名前で、市町村名と同じ(市町村内に中学校が一つ)という学校も多かったです。

 

「...何やってんだ?」というツッコミも入りそうですが、こちら調査用の学校リストを作るプロセスで判明した結果です。もともとGW明けに調査をしようと思っていたのですが、休校措置明けの自治体も多いだろうしどうしたもんかなぁ...というのが最近の悩みの種。

 

ちなみに、9108校という数字は、2019年度学校基本調査の全国中学校数確定値である9210校(県立・分校を除く)に100ほど足りません。生徒数0人(≒休校中)の公立校が全国で88校なので、それを差し引いても十数校足りない。完全な名簿を作るのが難しいことをしみじみと実感しました。このため、上記ランキングも多少順位が変動する可能性がありますが、あしからず。

 

関連して、最近読んだなかでおもしろかったのがこちら。

・吉村治正『社会調査における非標本誤差』東進堂、2017年。

盛山『社会調査法入門』とセットで読めば、未経験者でも調査のイメージがかなりつかめるのではないかと思っています。