日記200905
教育社会学会大会。オンライン開催ということなのですが、ずっと画面見てるのがつらいので休みながらの参加。まぁ、これまでも他人の発表を聞きに行くタイプではなかったんですけども...
後期の「質的データの分析」の授業にかんして、阿川佐和子さんの対談集を使うことに決めました。卒論締切直前にありがちな(そして自分もよくわからない)「インタビューデータの分析ってどうやるんですか!?」という質問に答えるべく、対談集を8コマかけて分析することに。中古本が1円で売っているので、教科書を複数指定できるというメリットも大きかった。
この決断をするまでに、何回も読みました。安藤サクラ対談に至っては、何十回読んだだろうか。でも、すでにかなり自分の勉強にはなってて、上記難問に対して「そもそも、インタビューって何(卒論のためになぜどうやって話を聞くのか)」って大事な問題を考える上で、質問に対する回答ではない話がたくさん出てくる対談は結構いい。構成がある分難しいかなとも思ったけど、それは何とかなりそう。
問題は、8コマのうち5コマは作業とゴールが見通せるけど、残り3コマの展望がないこと。そもそも「聞く力」ってなんやねん(...というのを授業の課題にもするつもりです)。