社会調査がテーマの授業の教科書をこちらに変更しようかな、と悩み中。
これまで盛山和夫『社会調査法入門』を使ってたんだけど、「8章:調査の実施」や「14章:社会調査の意義と今日的課題」がていねいに書いてあるのが魅力。
この本の「はじめに」に書かれている、統計的処理を念頭に置いた調査の話だ、というメッセージは盛山本の方がはっきりしているとは思う。ただ、ひろーく調査の勉強をしてもらうという点ではこの本の方がいいかなと現時点では判断しています。調査と分析が強く結びついたタイプの研究を鏡にいろいろ考えてみてね、というステップをどう用意できるかが授業者としての腕の見せ所になりそう。
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